仕事を見つける事が再犯防止の要とは言うがー富山刑務所の就職説明会

富山刑務所で初の就職説明会が開かれました。全国にある刑務所の中でも、富山刑務所は累犯用施設に分類され、主に再犯者を収容する施設で、割と冬場がキツいと評判の刑務所です。

1回目の懲役と2回目以降の懲役では意味が変わってきます。富山刑務所の様なB級刑務所の受刑者は、社会で生活するための基盤が崩壊しているケースが多く、出所後も法に触れる仕事に流れがちです。

出所後、前科を隠して就労することは簡単ですが、問題になるのは経済的な基盤です。仕事に必要な道具や初給料までの間の生活費や住む場所など、元受刑者にとって出所後に必要なお金は、想像以上に負担となります。

そこで、出所者の就労を支えるのが「協力雇用主」という存在ですが、どこまで受け入れてくれるのかが、出所者の就労安定のカギとなりそうです。

再犯防止に就労後押し きょう富山刑務所で初の就職説明会
北國新聞2018年11月30日02時36分

http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/hokkoku/region/hokkoku-111391831

再犯防止に就労後押し きょう富山刑務所で初の就職説明会
 富山刑務所は30日、刑務所内で初めて「就職説明会」を開く。同刑務所は、就労意欲が低い傾向にあるとされる再犯の受刑者が多いことから、出所後の就職が課題となっている。体育館を会場に県内外の外食や建設、物流など5社がブースを設け、受刑者が各ブースで仕事内容や労働条件などの説明を受ける。同刑務所は就労を後押しし、出所後の再犯防止を図る。