留置場/拘置所/刑務所などの刑事施設に収監されている人へ手紙を送る際、いざ送ろうと思うと意外に多くの工程を要します。
手紙を出すまでの工程
- 便箋・封筒・切手の3点を購入
- 便箋に手紙を書く
- 書いたら封筒に入れて糊付けする
- 切手を貼る
- ポストへ投函する
一般的には、このようなステップを踏みますが、これが何かと面倒だったりします。
レターセット(便箋と封筒)は100円ショップで購入し、切手はコンビニや郵便局で購入し、家に帰って実際に手紙を書き、封筒に糊付けをして切手を貼り、ポストへ投函する。手紙の文章量にもよりますが、これだけで半日はかかってしまいます。
そこでお勧めするのが、郵便書簡(ミニレター)です。
郵便書簡(ミニレター)とは?
ミニレターは、便箋と封筒が一体化したもので、郵便局で販売されており、最寄りの郵便局のほか、郵便局の通販サイトからも購入できます。
郵便書簡(ミニレター)のサイズと料金
ミニレターの折り畳み時のサイズは、縦16.5cmで横9.2cmで、B5サイズの書類が3つ折りで入る大きさの封筒・長形4号サイズよりも少し小さめです。
料金は、全国どこへでも、通常の郵便はがきと同じ63円で送ることができて、通常(定型封筒)の郵送料:84円よりも20円ほど度安く送ることができます。
内側が便せんになっていて使いやすい
郵便書簡(ミニレター)は、封筒が開いた形状で、折り畳んでのり付けをし、郵送するときには封筒状にして使用します。何といっても、表側には「料額印面」があり、切手を貼る必要がないことや、宛名面の裏が便箋になっているため、便箋を用意しなくてよい点もポイントです。
同封できるもの
ミニレターに収まるサイズであれば写真や資料などを送ることができるため、この点はハガキにはないメリットですが、写真やカードなど紙状のものしか同封できないので注意が必要です。
郵便書簡(ミニレター)はとにかく準備が要らない
- ミニレターは手紙と同時に写真も同封OK
- 料金も安く、切手不要でお手軽
- 25g以内の荷物を送る際に便利
塀の中に手紙を出す頻度が高くなると、書くことも減ってきます。そして毎回、便箋に封筒に切手、、、とその準備を考えると手紙を書くこと自体が面倒くさくなりがちです。その点、ミニレターであれば、スペースの都合で文字数が限られているため、簡潔にメッセージを書くだけでも不自然さはありませんし、「面倒だから書かなくなった」ということも減ります。
実際、私も、収監されている知人宛に手紙を書く際は、ミニレターを使用することが多いです。
塀の中(刑務所・拘置所・留置場)へ手紙を書くのが面倒だという人は、この郵便書簡(ミニレター)を使ってみてください。おすすめです。